ペットシッター
2024.11.26ペットシッターが老犬を預かってくれるサービスは?シニア犬の散歩や訪問介護
「高齢の犬の散歩代行やお世話をプロのペットシッターに頼みたい」
「老犬がいるけど、旅行に行きたい」
そんなときに利用できるのが、老犬を見てくれるペットシッターのサービスです。
老犬のお世話は難しく身体的な負担もあるため、個人で全てを行ったり、長期に家を空けるとき知人に頼んだりすることは難しいもの。
自宅に来てくれるペットシッターなら、大切な愛犬にも飼い主さんにも負担が少なく済みます。
この記事では、そんなシニア犬に対応できるペットシッターサービスには、どんなものがあるのかを解説。さらに、高齢の老犬に飼い主さんがしてあげられること、いざというときの準備についてお伝えします。
いつも頑張っている飼い主さんと愛犬のために、ぜひ参考にご覧ください。
老犬も安心して頼めるペットシッターなら「セワクル」
セワクルには、犬の生体や習性を理解したさまざまな資格を持つペットシッターが在籍しているから、高齢のわんちゃんのお世話を頼んでも安心です。
あなたの大切なわんちゃんのお世話は「セワクル」にご相談ください。
老犬をみれるペット シッターがいるところは?
高齢になったわんちゃんを預けるなら、老犬の知識や高齢の犬の気持ちをしっかり理解したうえでお世話をしてくれるペットシッターに預けたいもの。
そんな老犬をみられるペットシッターがいるところには「犬のお世話や散歩代行の訪問サービス」「動物病院」「老犬ホーム」があります。
具体的にどんな場所で、どんなお世話をしてくれるのか確認していきましょう。
犬のお世話や散歩代行の訪問サービス
自宅までペットシッターが来て、老犬のお世話をしてくれるサービスです。
散歩ができる場合は、散歩代行を含むプランを選べば老犬でも散歩を代行もしてくれます。
料金は1回 数千円と気軽に頼みやすく、利用したいときだけ依頼できます。
飼い主さんは愛犬と一緒に暮らしながら、犬のお世話はペットシッターに任せられるのが最大の魅力です。
- 【犬のお世話や散歩代行の訪問サービスのメリット】
- 自宅まで来てくれるから犬も飼い主もストレスや負担が少ない
- 1回の利用料金が手軽で経済的負担も少ない
- 飼い主さんの都合で依頼する日時を決めやすい
- 犬が慣れている環境で愛犬をみてもらえる
- 愛犬と離れずに暮らせる
動物病院
動物病院は老犬の具合が悪いときに一時預かりをしてくれます。ペットシッターだけでなく、獣医さんがいるので、万が一体調が悪化したときにも安心です。
ただし、体調が回復したら退院になるケースも。その判断は獣医さんに委ねられます。
また、ほかの動物と一緒の環境でゲージのなかで過ごすケースも多いでしょう。
- 【動物病院のメリット】
- 体調が悪くなった老犬を夜通ししっかりみてもらえる
- 獣医さんが近くにいるので体調の悪化にすぐ対応できる
- 回復したら帰宅できる
老犬ホーム
老犬ホームはわんちゃんが安心して暮らせる施設です。
寝たきり、夜泣き、徘徊など、ご高齢のワンちゃんのお世話でお悩みの飼主さんにはお勧めです。
ただし、費用がそれなりにかかることと、飼い主さんが老犬と離れて暮らさなければいけない点は覚悟しておきましょう。
- 【老犬ホームのメリット】
- 老犬を専門として扱っているペットシッターに任せられる
- 夜泣きや徘徊がある場合、飼い主さんの負担が減らせる
- ショートステイ、長期預かりが選べる
- 面会に行ける
老犬の散歩代行の料金はどのくらい?
老犬のお散歩は、ケガや事故、体調などに注意が必要なもの。
犬を安全にお散歩させるためには、老犬の散歩代行サービスを利用するのもよいでしょう。
一般的な犬の散歩の料金相場は、2,000~4,000円台です。
多くの犬の散歩サービスでは、犬のサイズが大きくなるほど料金も高くなるところが多くあります。
老犬の場合は同一料金でみてくれるサービスもありますが、なかには通常プランから別途料金が加算されるケースもあります。サービスを利用する前にサービス事業社に確認することをおすすめします。
また、詳しい犬の散歩やお世話代行サービスの料金に関しては、「ペットシッターを頼むときの料金相場と注意点を解説!」でご紹介していますので、参考にしてください。
個人のペットシッターは信用できる?
個人でも経験や知識をしっかりと持ったペットシッターはたくさんいますが、一概に「信用できる」と言い切ることは難しいでしょう。
不安なときは過去の実績が分かるものを見せてもらったり、動物に関する資格証を見せてもらうのもよいでしょう。
また、「個人でペットシッターとして料金を取っているのは違法じゃないの?」と気になる方もいます。
個人でも企業でも、ペットシッターとして動物を預かる場合は、「第一種動物取扱業」を取得しているかを確認してください。この登録がない場合は違法になります。
犬の散歩代行に資格は必須ではありません。資格がなくても「第一種動物取扱業」に登録していれば代行サービスを行うことができます。
ただ、老犬の場合は、予期せぬ行動や不調が起こる可能性があります。そんなとき、知識をしっかり学んだ資格所有者なら、どう対応すればいいのか瞬時に判断し的確な対応ができるので安心です。
そのため高齢の犬を預ける場合は、資格がある人に頼むことをおすすめします。
どんな資格があるのか気になる方は「ペットシッター資格とは」を参考にご覧ください。
気軽に頼るなら老犬も任せられる「セワクル」
信頼できて、費用も高くなく、安心できるペットシッターをお探しなら「セワクル」がおすすめです。
セワクルなら老犬の面倒も見れる資格を持ったペットシッターが在籍しています。
セワクルは、老犬でも追加費用がかからず、通常料金でサービスを受けることができます。
- 【セワクルがおすすめな理由】
- 老犬が住み慣れている自宅に来てくれる
- 資格を持ったペットシッターだから安心
- 「自宅での老犬との過ごし方」のアドバイスも聞ける
セワクルがおすすめな理由を具体的にチェックしていきましょう。
老犬が住み慣れている自宅に来てくれる
セワクルはドッグシッターが自宅に伺い、愛犬のお世話をします。
住み慣れた環境だから老犬に心身の負担がかからず、飼い主さんも愛犬を施設まで連れていく必要がありません。
愛犬のお世話はプロに任せて、飼い主さんはかわいい愛犬とずっと一緒に過ごせます。
資格を持ったペットシッターだから安心
セワクルには、資格を持ったペットシッターが在籍しています。
犬の生態に詳しく、経験豊富なペットシッターが来てくれるから、老犬のお世話も任せて安心です。
「自宅での老犬との過ごし方」のアドバイスも聞ける
ペットシッターが自宅に来てくれるので、老犬と過ごす環境に問題はないかなど、悩みなどを相談することもできます。
もちろん鍵を預けて完全にお任せすることもできますが、時々顔を合わせて愛犬について話してみると、飼い主さんの疑問や不安も解消できますよ。
セワクルを利用する際の料金は「セワクルのドッグシッターの料金プラン」をご覧ください。
高齢の犬にしてあげられること シニア犬のお悩みQ&A
ここからは、老犬と一緒に暮らしている飼い主さんのお悩みをQ&A方式でお答えしていきます。
大切なわんちゃんと快適に過ごすための参考にしてください。
Q:シニア犬は何歳から?
A:個体によりますが、だいたい7歳〜9歳くらいです。
犬の年齢を人間の年齢に換算すると、1歳で12〜15歳くらい。7歳では44歳〜54歳くらいになります。年齢の幅がある理由は、同じ年齢でも大型犬のほうが老いが早くなるためです。
Q:シニア犬のフードはどうすればいい?
A:犬の体 内臓に負担がかからないよう、量ややわらかさを調節しましょう。
シニア犬専用フードはシニア犬が食べやすく、必要な栄養が入っているのでおすすめです。
老犬になると歯が老化したり、内臓機能も低下していたりすることが考えられます。そんなときは、ドライフードはお湯でふやかすと食べやすくなると同時に、不足しがちな水分を取るのにも役立ちます。
また、愛犬が好むウェットフードをあげるのもおすすめです。
万一、フードを食べない場合は原因がありますので、別のものに変えてみるのもいいでしょう。
まったく食べない場合は早めに獣医さんに相談してください。
Q:老犬が喜ぶことはある?
A:声をかけながらのスキンシップを大切に
老犬には、たくさん声をかけてあげてください。できるだけ優しい声でほめてあげると喜びます。
身体に触れても大丈夫なら、スキンシップもできるだけしましょう。ただし、身体に痛みがあったり、避けたりするようであれば、獣医さんに相談を。
正しい知識があるなら、マッサージしてあげると喜びます。
また、老犬でもお散歩ができるなら、無理のない範囲で連れていってあげましょう。老犬をお散歩に連れていくことが不安なら、知識と経験のあるペットシッターに依頼するのもよいでしょう。
Q:老犬だけど元気すぎるけど気を付けることは?
A:いつもの元気なら大丈夫。異常な食欲や行動には注意を
老犬になっても健康で元気なわんちゃんもいます。それはうれしいことですね。
しかし、いつもと様子がおかしい興奮状態が続いたり、食欲が異常にある場合は注意してみることも必要です。
異常な行動や食欲は認知症の可能性も。また、なんらかの病気で異常行動を起こしている可能性もありますので、普段と違うと感じたら獣医さんに相談することをおすすめします。
Q:老犬との過ごし方はどうすればいい?
A:老犬に負担がない環境づくりをしてあげましょう
老犬と一緒に暮らしていくためには、老犬に負担の少ない環境づくりをしてあげることが大切です。たとえば床は滑りにくいようマットを敷いたり、段差をできるだけ少なくしたり、住まいに工夫をしましょう。
また、犬は高齢になると寒暖差に順応するのが難しくなります。暑い日や寒い日は、老犬の体温も気にしてあげるとよいでしょう。
Q:老犬を介護ホームなど施設に入れてもいい?
A:ご自身での介護が難しいなら施設という選択肢も
犬はできるかぎり飼い主さんと一緒に過ごしたいと思っています。しかし、老犬の介護は大変なもの。飼い主さん自身の負担が大きく、犬を十分にケアできない場合は、老犬ホームに入れる選択肢も考えてよいでしょう。
犬の介護施設に預ける場合は、施設ごとに条件が設けられているケースがありますので、事前に問い合わせしてみましょう。
「施設に入れてしまうのがつらい」という方は、短時間でもお世話を任せられるペットシッターを利用してみるのも一つの手段です。
Q:老犬の引き取りをしている無料のボランティアはある?
A:老犬でも引き取ってくれるボランティアはあります。
飼い主さんが最期まで面倒をみることができればよいのですが、事情があってどうしてもお世話できなくなることがあります。
そんなとき老犬を預かって新たにお世話ができる里親を探してくれるボランティアや、わんちゃんの最期までお世話をしてくれるボランティアなどがあります。
まずは、お住まいの地域にボランティアがあるかを探してみるとよいでしょう。
Q:老犬が異常な行動をするのはなぜ?
A:ストレスや病気、認知症の可能性があります
犬が異常行動をする場合、なんらかの理由が必ずあります。精神的あるいは身体的なストレスを感じている場合に異常行動が起こるといわれています。
また、老犬の場合は、認知症の可能性もあるでしょう。
犬が異常行動を起こす場合は個人で判断せず、早めに獣医さんに相談することをおすすめします。
Q:老犬の最期の症状や兆候はわかるもの?
A:食欲不振や呼吸困難、嘔吐、下痢・欠尿、体温異常、発作など
かわいい愛犬もいつかは最期のときを迎えます。老犬になって足腰が弱っても、それがすぐ最期に結びつくわけではありません。
最期が近づいたとき、食欲がなくなることが多くあります。また呼吸が乱れたり、嘔吐や下痢、欠尿といった生理現象の異常が起こることもあるでしょう。
体温が異常になると身体が震えるケースもありますし、発作で痙攣をおこす場合もあります。
これらの症状が出たら、飼い主さんは最期の覚悟を決める必要があります。目が開かなくてもたくさん声をかけてあげ、スキンシップを取ってあげてください。
Q:老犬の最期にしてあげられることは?
A:愛をたくさん伝えてあげてください
愛犬との別れは本当につらいものですが、わんちゃんは最期まで飼い主さんを求めています。
悲しくつらくてもそばにいてあげること。声をかけてあげること。優しく撫でてあげることで、わんちゃんは安心します。
また、愛犬が好きだったものを近くに置いたり、好きだった人に来てもらい声をかけてもらうのもよいでしょう。
愛犬を失うのは本当につらいことですが、最期まで優しく愛情を伝えてあげてください。
愛犬も飼い主さんも負担を少なく過すために
老犬になってもわんちゃんにとっては飼い主さんが大切な人。
できれば愛犬のお世話は飼い主さんが最期まで行うのが理想です。
しかし、老犬だからこそ「どんな対応をしていいのか分からない」「愛犬に最良のお世話をしてあげたい」と思う飼い主さんは多いことでしょう。
老犬のお世話は、わんちゃんの気持ちを考え、できるだけストレスのない形で行うことが大切です。
ご自身だけでお世話するのが困難なときは、ペットシッターに頼ってみるのも一つの方法です。
自宅に来てくれるペットシッターなら、老犬にも負担がかからず、飼い主さんも困ったことを相談しやすいのでおすすめです。
ひとりで悩まず、ぜひペットシッターも活用して、大切なわんちゃんとの暮らしを楽しんでくださいね。